Yahoo! JAPAN政策企画

象牙製品に関するYahoo! JAPANの現在の対応と考え方

現在、ヤフーがEコマースサービス(ヤフオク! 及びYahoo!ショッピング)において象牙製品の販売を認めていることに関して、違法な取引から収益を得ていると一部で伝えられています。ヤフーは違法な取引は一切許容していませんし、象の密猟や絶滅につながるような行為も容認しておりません。

ヤフーは、自社のEコマースサービスで象牙製品の取り扱いを許容していることが、野生の象を絶滅に追い込むものであるという意見を精査しましたが、それらは誤解に基づいているのではないかと考えています。そこで、この場を通じて私たちの考えを皆様にお伝えするとともに、客観的に確認できる事実をお示ししたいと考えています。
なお、ヤフーは、これまでも、象をはじめとする希少な野生生物の保全の重要性を認識し、環境省や経済産業省等の関係省庁や捜査機関を含む日本国政府、NGOなどと協力してきており、今後もその協力関係を継続強化していきます。

1. 国内における象牙取引について
日本は象牙の輸出入を禁止しており、日本国内に存在している象牙の量は増えていませんし、国内の流通も拡大していません。国内に存在している象牙やその加工品の売買は適法に行うことができ、何ら問題はありません。また象牙の売買については登録制度や販売者の届出制度により政府機関による管理が行われています。
日本国内における象牙販売が問題だという意見は、日本が象牙売買の場を提供していることで密猟した象牙の受け入れ先となっているという主張に基づいていますが、上記のとおり国内に存在する象牙の量は増えておらず、象牙の市場は拡大していないというのが実態です。ご意見の中には、正規取引ではなく密輸されるものがあるのではないかというものがありますが、密輸入については、捜査機関によって摘発されてきており、かつ件数も減少しており密輸入による流入増加の事実も認められません。
国内で取引のために登録される象牙の量が増えているため、国内に存在する象牙の量が増加しているのではないかという誤解もありますが、象牙の輸出入を禁止する以前から日本国内に存在していて売買や譲渡の対象になっていない象牙は登録義務がないため、相続などによる譲渡などが発生する際に逐次登録数が増えて行くものに過ぎず、国内の象牙の総量の増加を表すものではありません。
以上のような日本国内の象牙取引に関する政府の考え方については、こちらに公表されていますのでご覧ください。

2. ヤフーの考え方
ヤフーは、野生動物の絶滅につながるような取引を許容しません。種の保存を図るために日本国が制定した法律に基づく合法的な象牙の取引を許容しています。またヤフーのEコマースサービスでは、パトロールチームが象牙の出品状況を監視しており、登録票が適切に表示されていないものなどを発見した場合には直ちに削除措置を講じ、各政府機関とも連携を図っています。

3. 終わりに
今回いただいているご意見はひとつの価値観ではあると考えます。ヤフーは、法律、文化、主義、信条などが異なる様々な方々の考えがオープンにかわされることもインターネットの大切な価値として考えておりますが、ヤフーで行われている取引とは関係のないセンセーショナルな写真を使って誤解を招くような主張をするような方法は不適切だと考えており、問題の解決にはつながらないと考えています。ヤフーは、希少な野生動植物の絶滅を防ぐことの重要性を認識しておりますので、今後も継続的に、関係省庁や野生生物の保護に取り組むNGOとの協力を強化していきます。

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