Yahoo! JAPAN 政策企画

APEC TEL 47@バリ

先日、4月22日から4月27日のインドネシアのバリ島レギャンで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)の第47回Telecommunications and Information Working Group(電気通信・情報作業部会。APEC TEL 47)の諸会合に参加してきました。

APEC TELは、新たな成長へ向けたICT開発や、ICT利活用を通じた社会経済活動の向上、安全・安心なICT環境の推進、地域経済統合の推進、ICT分野における協力の強化などを活動テーマとしており、これらのテーマに取り組むために、Development Steering Group (DSG)、Liberalization Steering Group (LSG)、Security and Prosperity Steering Group (SPSG)という3つのステアリンググループを設置して加盟国・地域間で議論を重ねています。


会議の様子

今回、Yahoo! JAPANは、LSGとSPSGのグループを中心に参加してきました。

まず、LSGでは、INTUG(International Telecommunication Users Group)が主宰したモバイルペイメントをテーマとする産業界討論会(Industrial Roundtable)に出席し、Yahoo! JAPANの決済サービスであるYahoo!ウォレットYahoo!かんたん決済の紹介をいたしました。
当社の報告について、INTUGのHPの中で、“Yahoo!ウォレットやYahoo!かんたん決済はモバイルペイメントの成功例である”と紹介いただいています。


Industrial Roundtable会場の様子(壇上、向かって一番左がYahoo! JAPAN)

次に、SPSGでは、中国におけるインターネットサービスの進展やそれに対する脅威、サイバーセキュリティのこれからの取組み、米国におけるサイバーセキュリティに対する大統領政策の報告の他、ワークショップとして、ウイルスなどによって多くのパソコンやサーバに遠隔操作できる攻撃用プログラム(ボット)を送り込み、外部からの指令で一斉に攻撃を行わせるネットワーク(ボットネット)について、世界的なボットネットを違法に運用していた被疑者を逮捕するまでの米国の捜査の模様が紹介されました。加盟国・地域間におけるインターネットサービスへの脅威やそれに対するサイバーセキュリティの取組みなど、最新状況が報告されたものとなりました。

なお、次回会合(APEC TEL 48)は、米国ハワイ州にて本年9月に開催予定です。

インターネットは、ボーダレスな環境下で利用者も犯罪者も国境を越えて活動するため、種々の施策について、国境や地域を超えて協調の必要がないかを常に考える必要があります。

Yahoo! JAPANは、今後も国際会議に参加することで他国や他地域で起きている諸問題やそれに対する取組みについての情報収集を行い、それを自社サービスの改善にいかしていくとともに、当社からも情報提供をし、より良いインターネット環境の創造に貢献していきたいと考えています。