Yahoo! JAPAN 政策企画

APEC TEL 48@ハワイ

9月16日から9月18日、ハワイのワイキキビーチで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の第48回Telecommunications and Information Working Group(電気通信・情報作業部会。APEC TEL 48)の諸会合に参加してきました。

浮き輪を持って走り回る子供たちやサーフボードを抱えて歩く人たちであふれるホテルの一角でスーツに身を包む人たちが会議をしているという光景でした。会議室を一歩出ると、外の風景はこのとおり。

6月のブログでもご紹介したとおり、APEC TELは、新たな成長へ向けたICT開発や、ICT利活用を通じた社会経済活動の向上、安全・安心なICT環境の推進、地域経済統合の推進、ICT分野における協力の強化などを活動テーマとしており、これらのテーマに取り組むために、Development Steering Group (DSG)、Liberalization Steering Group (LSG)、Security and Prosperity Steering Group (SPSG)という3つのステアリンググループを設置しています。

今回、Yahoo! JAPANは、DSG、LSGなどのいくつかのセッションに参加しました。

まず、DSGでは、「Disaster management and ICT for APEC Region」のシンポジウムで東日本大震災の際のYahoo! JAPANの活動報告とそれを通じての気づきをご紹介しました。このシンポジウムでは、第一部で各エコノミー(APEC 参加国・地域のこと)の政府における災害時のICT活用に向けた取組みを紹介し、第二部にてDisaster Managementのベストプラクティスを紹介することとなっており、Yahoo! JAPANは、この第二部にてプレゼンの時間をいただきました。災害については、実際に大きな災害がくる可能性が高いかどうかによって各エコノミーの関心度もずいぶん違っているように見受けられました。米国、タイ、中国あたりのご参加者は、とても関心が高かったようです。
そのほか、今回はLSGの中小事業者の経済成長を支えるICTレボリューションの開発促進についてのセッション、DSGのe-Governmentのセッション、Cyber Crimeグループの会議などにも参加してきました。e-Governmentでは、各エコノミーにおける取組みが紹介されました。スマホへの対応やユーザーインターフェースの工夫の必要性なども報告されていました。また、政府の取組みだけでは足らず、民間企業やアカデミアの関与の必要性も相当程度あるようです。

インターネットを利用したサービスについては、種々の施策について、国境や地域を超えて協調の必要がないかを常に考える必要があります。他のエコノミーでの取組みを自分たちのサービスに生かせる場面も多々あります。

Yahoo! JAPANは、今後も国際会議に参加することで他国や他地域で起きている諸問題やそれに対する取組みについての情報収集を行い、それを自社サービスの改善に生かしていくとともに、当社からも情報提供をし、より良いインターネット環境の創造に貢献していきたいと考えています。