Yahoo! JAPAN 政策企画

2014 OECD Global Forum on the Knowledge Economy

今年は、わが国が経済協力開発機構(OECD)に加盟して50年となります。その記念イベントの一つとして10月2日と3日に、OECDの知識経済に関するグローバルフォーラムが開催され、経済を支える重要なリソースであるとして「ビッグデータ」をテーマとし、さまざまなプレゼンやディスカッションが行われました。

フォーラム2日目の10月3日の午前中は、Session4の「Promoting skills for the data-driven economy」が行われ、このセッションにYahoo! JAPANからも登壇しました。


Yahoo! JAPANは、このセッションにおいて「データサイエンティストは単なる統計の専門家とは違う。統計は科学の言語だが、それだけでは足りず、人口知能的なものが必要となる。さらには、データの実装能力も求められる」といったデータサイエンティストのスキルについてお話しました。

このセッションでは、そのほか、「ビッグデータは生産性が低い分野において生産性を上げていくものとなる。ピータードラッガーは蒸気機関車が社会に与えた影響について述べているが、同じようなことはデータが社会に与える影響についても言える」とか、「これまでのICTと、Data Driven Innovationの間には大きな差がある。ビッグデータは従来型のものと違って、そこから何かが見えて、知ることができるものであり、価値と因果関係を明らかにするもの。」といった話もありました。
いずれの登壇者も、ビッグデータに大きな可能性を感じており、そのための人材育成についての重要性が語られました。

今回のフォーラムはOECD加盟国のみならず、非加盟国の参加もありましたが、各国ともビッグデータの活用に積極的に取り組んでいくことがうかがわれました。わが国も、各国に負けず素晴らしいデータサイエンティストを育成し、よりよい社会をつくりあげていけるようにしなければならないと感じました。