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熟論6【5】総括コメント

別所:本日は短かったのですが、議論の総括として、お二人から一言ずついただきたいと思います。石破大臣、お願い致します。

石破:かなり挑戦的な事を言っているのかも知れませんが、今までのままで良いのならば、それはもうこの国は決して良くなりません。江戸時代は、幕府は地方に何もしてくれなかったはずですよ。江戸幕府が鳥取藩のために何かしようなんて、間違っても思わなかったはずですよ。だからそこには独自の教育があり、独自の文化があり、独自の産業があり、独自の財政があった訳であってね。そこへ戻れというつもりはないですが、地方と中央が本当の対等な緊張感を持った日本にしていかなければ、この国の危機は脱せられないと思います。

別所:ありがとうございます。増田さん、お願い致します。

増田:仕事の場を作り、人口が急激に減る事を回避しようというのは、企業ですとか、民間セクターの役割は物凄く大きいと思います。で、今まで行政は、これは国・地方問わずかも知れませんが、そういった民間セクターにアクセルをふかそうと思って、結局ブレーキをかけるような、そんな事をしてきた部分が多かったのではないかな。規制などをはりめぐらせる。これからはおそらく、財源的な制約もあるし、アクセルも踏めないけども、決してブレーキはかけないようにすることが大事じゃないか。これはもう神山町でね、今色んな人たちが新しく入って、逆に地元から入ってくる人達を逆指名するくらいになってる。あそこのリーダーの人たちが正に言ってたのですが、神山町の良い所は決して町がアクセルも踏まないけど、ブレーキも踏みませんでしたと。だから我々は自由にやれたと。これがこれからの、行政と民間との微妙な関係をそういうかたちでやって。とにかく民間の発想を活かしていくこと必要じゃないかと思います。

別所:ありがとうございました。お二人の話を伺っていますと、危機感を感じて、今までの制度に囚われる事なく、色んなチャレンジをしていかなければならないときだと思いました。地方創生について議論をしてまいりました。課題の元は、今までのやり方とか仕組みに基づいているもので、正に日本創生ということに結びついていくものだと思っています。今日は特にお二人から、今はもう後がないと。今しかないので、変えていくべき事はどんどん変えていかなければならないというような、強いご意見をいただきました。今日は石破大臣、増田さん、どうもありがとうございました。

石破:どうも、ありがとうございました。

増田:ありがとうございました。

出演者:
石破茂 地方創生担当大臣
増田寛也 日本創成会議座長
熟論第6回「地方創生に向けて〜日本は変われるか?〜」