「ツール・ド・東北2015」に国会議員の方々が視察にお越しくださいました
2015年9月13日、宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に、東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2015」が開催されました。
「ツール・ド・東北」は、株式会社河北新報社とヤフー株式会社が共催しており、毎年大会規模を発展させながら、10年程度継続して開催することを目標としています。
第3回目となる今年も、例年同様のファンライド形式(順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走ることを目的としたもの)で行われ、昨年を超える約3500名のライダーが参加しました。
今回は、この「ツール・ド・東北2015」に、超党派で作られた自転車活用推進議員連盟の国会議員の方々が視察にお越しくださいました。視察は大会前日と当日の2日間にわたって行われ、初日は会場見学や大会関係者との意見交換会、2日目には、女川・雄勝フォンド(60km)に出走し、実際に自転車で被災地を走り抜けることで、被災地の“いま”を感じとっていただきました。
また、レース終了後は民泊にご協力くださった家庭を訪問され、民泊に協力された経緯や宿泊者たちとどのように過ごしているのかという話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
視察にお越しいただいた自転車活用推進議員連盟の方々の地元でも、大型イベントの開催時には宿泊施設の不足が問題になるケースがあるようで、民泊の重要性を口にされていました。
今回の視察では、被災地の“いま”を感じ取っていただくとともに、地域の方々と交流し、生の声に触れていただきました。この経験を通じて、いまの被災地に必要なものは何か、地方創生の鍵となる民泊をどのように広げていくか、国政の場においてもご議論いただき、よりよい復興、地方創生につなげていただきたいと思います。
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