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2017 Cyber Crime Forum@ピッツバーグ

2017年5月15日から17日にかけて、アメリカ・ピッツバーグのSheraton Station Squareにおいて、2017 Cyber Crime ForumがNational Cyber-Forensics&Training Alliance(NCFTA)主催で開催されました。今回、Yahoo! JAPANはこのフォーラムに参加してきましたので、ご紹介します。

ピッツバーグは、アメリカ合衆国ペンシルベニア州南西部に位置する都市で、かつては鉄鋼産業で栄えました。現在は、カーネギーメロン大学・デュケイン大学・ピッツバーグ大学など、多数の大学が市内および都市圏内にキャンパスを置く学術都市であり、国内外の企業との共同研究・受託研究が行われています。

(ピッツバーグは、かの有名なケチャップメーカーHEINZの創業地です)


■ National Cyber-Forensics&Training Alliance(NCFTA)とは?
National Cyber-Forensics&Training Alliance(NCFTA)は、世界中のサイバー犯罪の脅威を特定、軽減、無効化する取り組みを推進する団体として、2002年に設立された非営利法人です。

“One Team , One Goal”を理念に、パートナーが直面するサイバー空間の脅威に対し、産学官が共同して対処する体制を構築しています。そこでは、各々が持つ情報を共有・分析し、国内外においてリアルタイムの情報共有を実施しています。

また、収集・分析されたサイバー犯罪に関する情報は法執行機関へと連携され、被害の予防、被害の拡大防止並びに犯罪捜査の検挙等に大きく貢献しています。


(会場となったSheraton Station Squareを対岸より)


■ 今回の会合について
今回の会合は原則非公開のため、詳細は述べられませんが、例えば金融機関を対象としたサイバー犯罪に関する情報や、何らかの方法で搾取されたユーザーのアカウント情報がダークウェブ上で売買されている実態、IoTマルウェアの展望等、幅広くテーマが設けられ発表がありました。会議の合間のコーヒーブレイクやレセプションパーティーの場では、国、地域、所属先を問わず、各参加者によって活発な意見交換が繰り広げられていました。

通常、利害関係者が多くなるとなかなか先に進まないのが国際会議の場ではありますが、サイバー犯罪については、どの国も共通して脅威の特定・軽減・無効化を推進されており、“One Team , One Goal”の理念が広がっていると実感できました。

(NCFTA フォーラムの看板)


■ 会合を終えて
Yahoo! JAPANは、今後も積極的にサイバー犯罪に関わる国際会議へ参加し、サイバー脅威の最新情勢について情報収集を行っていきます。そして、サイバー脅威の特定・軽減・無効化に向けた日本におけるインターネット環境の整備に注力し、インターネット利用者の保護により一層取り組んでいきます。


(ダウンタウン方面)

(T・M)

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