Yahoo! JAPAN 政策企画

「世界子供白書2017」の公式発表会にてYahoo! JAPANの取り組みを発表

12月13日、公益財団法人 日本ユニセフ協会とUNICEF東京事務所による『世界子供白書2017』の公式発表会が、ユニセフハウスにて開催されました。

ユニセフの「世界子供白書」 ユニセフが1980年より発行してきた、世界の子どもたちの現状を紹介する基幹刊行物です。5歳未満死亡率や就学率など、世界各国の子どもに関する様々な統計情報とあわせ、毎年、「栄養」や「障がいのある子どもたち」など、子どもに関する特定テーマを取り上げ、国際社会に、子どもたちが置かれている状況の改善への取り組みの重要性を訴えています。

(日本ユニセフ協会HPより引用:https://www.unicef.or.jp/event/sowc2017/

「世界子供白書」2017年版のテーマは、“デジタル世界の子どもたち”(The State of the World’s Children 2017 Children in a digital world)。白書では、インターネットが急速に普及している“デジタル世界”の中で、インターネットによってもたらされるさまざまな影響や直面するリスクなどについて、データを交えて論じられています。

発表会では、来日したユニセフ事務局長による白書の紹介をはじめ、白書に子どもたちの声を盛り込むべく実施された26カ国のワークショップのうち、日本での開催に携わった大学生とアンソニー・レーク事務局長によるトークセッション、インターネット企業によるICTの積極的な活用に向けた取り組みの紹介などが行われました。



アンソニー・レーク事務局長による世界子供白書2017発表の様子


■Yahoo! JAPANも登壇、青少年保護・啓発の取り組みを発表
2012年、ユニセフは、セーブ・ザ・チルドレン、 国連グローバル・コンパクトとともに「子どもの権利とビジネス原則」を発表し、企業活動による子どもの権利や幸福度への影響について理解し、取り組んでいくための包括的枠組みを示しました。

それ以前から、長く青少年の保護などに取り組んできた企業としてYahoo! JAPANも登壇し、執行役員の別所直哉が“インターネット上の児童の成長と保護に向けたYahoo! JAPANの取組み”をテーマに発表を行いました。

Yahoo! JAPAN執行役員 別所直哉による発表の様子

まず、Yahoo! JAPAN個社における取り組みとして、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」で提供している、検索サービス、ニュース、デジタル補助教材や投稿サービスなどの子ども向けコンテンツの紹介や、「Yahoo!検索」において、「自殺」「いじめ」「危険ドラッグ」などの社会の問題に関するキーワードが検索されたときに、相談窓口や正しい情報を検索結果画面の上部に表示させるしくみを紹介しました。


次に、個社では解決できない課題に立ち向かうために、業界内や官民で連携して進めている取り組みとして、違法・有害情報の削除に取り組むインターネット・ホットラインセンターセーフラインなどのホットラインを紹介しました。また、国際社会との連携を進めていくため、「INHOPE(International Association of Internet Hotlines)」や「End Violence Against Children」などの国際的な枠組へ積極的に参画していることを紹介しました。

さらに、地域と連携した取り組みとして、秋田県と「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」が協働して進めた地域密着型教育啓発事業について紹介しました。この事業は、子どものインターネット利用の問題を家庭教育の課題としてとらえ、中学校区程度のコミュニティで子どもたちのインターネット利用の問題を正しく理解し取り組む「地域の核」となる人材を養成することなどを活動の柱としています。


■学生とアンソニー・レーク事務局長によるトークセッションも
このほか、日本における「世界子供白書 2017」ワークショップの実施に携わった大学生/大学院生6名と、アンソニー・レーク事務局長によるトークセッションが行われました。
子どもたちのインターネット利用の実態とともに、インターネットのリスクから子どもたちをどのように保護していくか、インターネットを上手に活用して子どもたちの可能性を伸ばしていくにはどのようなことが必要かについて議論されました。

アンソニー・レーク事務局長と、学生たちによるトークセッションの様子

Yahoo! JAPANはこれからも、デジタル世界を生きる子どもたちの実態をふまえ、インターネット環境を安全・安心なものにするための取り組みを進めていきます。

(K.M)