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【提言偏】憲法について議論しよう! ‐ 統治機構のあり方を考える ‐

2017年、憲法施行70年という節目の年にスタートした「憲法企画」。
この「憲法企画」は、憲法改正論議が活発化し、とくに憲法第9条をめぐって「護憲vs改憲」という着目がなされることが多い一方で、「国の組織作用に関する基礎法」であり国の大きなガバナンスのあり方を規定する「統治機構」についてあまり議論がなされていないことを課題としてとらえ、「統治機構」についても議論を深めるべきではないかという考えから始まった企画です。
「憲法企画」では、より多くの方に統治機構に関する議論を深めていくために必要な「論点」を整理するため、全5回のイベントを通して、有識者や実務家の方々と議論を重ねてきました。

今回、全5回の議論の内容をとりまとめるため、全イベントの議論の様子と、そこで整理された論点を、一冊にまとめました。

そして、より広く、さまざまな方に「統治機構」についての議論を深めていただけるよう、また、この冊子を議論の際の参考としていただけるように、政府関係者や学者の先生方をはじめ、関係各所へとお届けしましたので、報告します。


■自民党憲法改正推進本部長の細田博之(ほそだひろゆき)議員へ手交


■国民民主党憲法調査会会長の階猛(しなたけし)議員へ手交


■立憲民主党憲法調査会会長の山花郁男(やまはな いくお)議員へ手交


今回、この冊子の手交にあたり、統治機構のあり方に関して意見交換をさせていただくとともに、今後国民全体へと議論を広げていくことについてご賛同いただきました。
また、こちらの冊子については、下記からダウンロードいただけます。

■ 冊子 『憲法について議論しよう!-統治機構のあり方を考える-』

<目次>
1.巻頭言 -なぜヤフーが「憲法企画」?-(ヤフー株式会社 シニアアドバイザー 別所直哉)
2.ご寄稿「憲法について議論しよう!」を振り返る(東京大学大学院 宍戸常寿教授)
3.ご寄稿「憲法について議論しよう!」というプラットフォーム(京都大学大学院 曽我部真裕教授)
4.憲法について議論しよう!論点概要
 ・立法
 ・行政
 ・司法
 ・地方自治
5.憲法について議論しよう! -各回の記録-
 ・第1回 キックオフイベント「憲法について議論しよう!」
 ・第2回 日本はすでに実質的な憲法改正を経験している?平成の統治機構改革が意味するもの
 ・第3回 「議論する国会」に向けた方策とは?
 ・第4回 「縮小」する日本において「地方自治」はどうあるべきか?
 ・第5回 司法の抱える課題と目指すべき役割とは


※ダウンロードはこちらから。

第1回から第5回まで、各回にご登壇をいただいた有識者の方々、積極的に意見をいただきました参加者のみなさま、また、当初の企画段階から、最後までご指導ご協力をいただきました、東京大学大学院 宍戸常寿教授、京都大学大学院 曽我部真裕教授に、この場をお借りし、改めてお礼を申し上げます。


自分たちの国をより良くするためには、国民全体が自分たちで「どうありたいか」を考え、それを実現する手段として、自分たちでルールを作っていくことが必要です。憲法は、そんな国のあり方を左右する「統治機構」についてもっとも基本的なルールを定めたものであり、だからこそ、絶えず自分たちで見直し続ける必要があります。

特に次の時代を担う若い世代をはじめ、より多様な人々へと議論の裾野を拡げていくことが重要です。この憲法企画で取り上げた論点が、ひとつでも議論の中に追加されていくことがあれば非常に嬉しく思います。


(K・M)

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